「楽天ふるさと納税」で寄付を行うメリット・デメリット|驚異のポイント還元率

ふるさと納税

ふるさと納税で寄付を行うことで、返礼品としてお得な特産品を受け取ることができたり、税金の控除や授業料免除などの恩恵を得られます。返礼品には豪華でお得な内容も多いため、その商品によって寄付する自治体を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

今回お伝えする「楽天ふるさと納税」は、返礼品の数が49万以上あり、さらに楽天市場と同じような感覚で利用できるというメリットがあります。正直な話、最もメリットのあるふるさと納税サイトです。

今回は、楽天ふるさと納税のメリットを徹底解説します(もちろん、デメリットもしっかりお伝えします)

「楽天ふるさと納税」とは?特徴や仕組みを紹介

楽天ふるさと納税とは、寄付を行って返礼品を受け取るふるさと納税を楽天市場から注文できるサービスです。返礼品の種類は食品やスイーツ、飲料のほか、日用品、バッグ、ブランド品まで多岐にわたります。

楽天の会員でなくとも利用でき、なおかつ楽天市場で通常の商品を購入するように寄付を行えるため、誰でも気軽に参加できる点が大きな魅力です(注文は楽天IDが紐付けられるため会員登録した方が便利)。

  • サイト名:楽天ふるさと納税
  • 自治体数:1,584ヶ所
  • 返礼品の数:493,957件

(※2023/09/01時点)

「楽天ふるさと納税」で寄付を行う3つのメリット

「楽天ふるさと納税」を利用すると次のようなメリットがあります。

  • メリット①:楽天カードを使うことでポイント還元率3%
  • メリット②:楽天市場と同じ感覚で利用できる
  • メリット③:各自治体の商品紹介ページが充実している

ふるさと納税を行えるサービスサイトは数多く存在しますが、楽天は特徴的なメリットを3つ持ちます。とくに、普段から楽天サービスをよく利用している方ほど、その恩恵を得やすいといえるでしょう。

それぞれのメリットについて、以下で詳しくお伝えしていきます。

メリット①:楽天ポイントが使えて、貯まる!!

「楽天ふるさと納税」では、通常の楽天市場でのお買い物と同様に楽天ポイントを使ったり貯めたりすることができます。

すでに楽天ポイントを持っている場合は、支払いの足しにすることができるのは大きなメリットですね(もちろん、期間限定ポイントも利用することができます)

そして、楽天ふるさと納税を利用した際には楽天ポイントを貯めることができるのも大きなメリットです。たとえば、3万円の寄付をした場合には最低でも1%の300ポイントが貯まります。

しかも、このポイント、もっともっと貯めることができます。それが次に紹介するSPU(スーパーポイントプログラム)です。

「SPU(スーパーポイントプログラム)」で最大還元率15.5倍(+14.5%)

楽天の「SPU(スーパーポイントプログラム)」を利用することで、ポイントの還元率が最大15.5倍(+14.5%)と大変お得になります。以下で紹介するサービス内で各目的を達成していくとスーパーポイントが貯まっていき、「楽天ふるさと納税」で寄付を行うときにも利用できます。

サービス増額達成条件
楽天会員通常1%楽天会員であれば誰でも還元される基本の1%
楽天カード+2%楽天カードを利用して楽天市場で買い物
楽天銀行+楽天カード+0.5%楽天銀行の口座から楽天カード引き落とし+楽天銀行で給与・賞与・年金の受け取り
楽天証券+1%ポイント投資(詳細条件あり)
楽天ひかり or Rakuten Turbo+2%対象サービスの利用
楽天モバイル+4%Rakuten最強プラン契約
楽天モバイルキャリア決済+2%楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を
合計1,000円(税込)以上利用
Rakuten Fashionアプリ+0.5%月1回以上買い物
楽天ブックス+0.5%月1回1000円以上の注文
楽天Kobo+0.5%月1回1000円以上の注文
楽天トラベル+1%月1回5000円以上利用
楽天ビューティ+0.5%月1回3000円以上利用
Rakuten Pasha+0.5%合計300ポイント以上獲得&レシート10枚以上
楽天ウォレット+0.5%暗号資産現物取引で月に30,000円以上購入

※2023/12/1よりSPU制度が大きく変更となりました。

さらに、楽天お買い物マラソンや勝ったら倍キャンペーン、0か5のつく日の+1%キャンペーンを組み合わせると、最大30.5%という驚異の還元率になります。楽天お買い物マラソンとは、楽天市場内の複数のショップにおいて1000円以上の商品を購入することで、ポイント倍率がどんどん上がっていくキャンペーンです(最大10倍)。

ふるさと納税の場合は、1自治体毎の1ショップとしてカウントされます。そのため、たとえば控除上限額が3万円の場合は、3万円の返礼品を1個選ぶのではなく、3自治体でそれぞれ1万円の返礼品を3つ頼むことで、+3倍の楽天ポイントを貯めるほうがメリットのある使い方になります。

メリット②:楽天市場と同じ感覚で利用できる

「楽天ふるさと納税」には専用のページがありません。その代わり、楽天市場の検索窓に「ふるさと納税 ○○(返礼品のキーワード)」を入力すると、通常の商品検索ページのように返礼品が並んで表示されます。

そのため、寄付も普段の楽天市場でのお買い物とまったく同じステップで利用することができます。

1:商品を選ぶ → 2:カートに入れる → 3:決済

普段から利用しているショッピングサイトと同じ感覚でふるさと納税の寄付ができるため、ほかのサイトよりも使い勝手に優れている点が大きなメリットです。

メリット③:各自治体の商品紹介ページが充実している

返礼品のキーワードで検索したときに表示される一覧画面から、目的の商品を選びと詳細画面へ移動します。こちらの詳細画面も楽天市場の通常商品のものとそっくりで、お馴染みの縦長画面で大量の画像が掲載されており、詳しい説明を見ることができます。

ふるさと納税のサービスサイトによっては商品説明文や画像が簡潔すぎて、細かい部分まで分からないということも少なくありません。しかし、「楽天ふるさと納税」は細部までしっかりと画像付きで紹介されていることもあり、「買って損した」ということが起こりにくいといえます。

「楽天ふるさと納税」で寄付を行う2つのデメリット

「楽天ふるさと納税」について3つのメリットを紹介しましたが、決して長所ばかりではないので以下のデメリットにも気をつけましょう。

デメリット①:寄付者毎に必ず楽天IDを登録する必要がある

「楽天ふるさと納税」の注文者情報はすべて楽天IDによって紐付けられます。

たとえば、楽天サービスは奥様だけが利用しており、登録が面倒だからと旦那様が奥様の楽天IDを利用してふるさと納税を申し込んだとしましょう。しかし、この場合の注文者は旦那様ではなく、楽天IDを保有している奥様ということになります。

そのため、ふるさと納税の節税を期待して申し込んだのに、奥様の楽天IDが読み取られて旦那様の所得控除にならないというケースも考えられるでしょう。所得控除を本人が受けるときは、必ずご自身で楽天に会員登録を行わなければなりません。

まとめ

「楽天ふるさと納税」のメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、ここで少しだけおさらいしておきましょう。

  • メリット①:楽天カードを使うことでポイント還元率3%
  • メリット②:楽天市場と同じ感覚で利用できる
  • メリット③:各自治体の商品紹介ページが充実している

また、以下のデメリットは「楽天ふるさと納税」を利用する際の注意点として、会員登録を行う前に確認しておいてください。

  • デメリット①:寄付者毎に必ず楽天IDを登録する必要がある
  • デメリット②:寄付できる地方自治体の数が少なめ

ふるさと納税のサービスサイトでは、どこでもメリット・デメリットが存在し一長一短なので、ご自身が求めている内容に沿うかどうかで決めてみることをオススメします。